冷凍食品のみの3日間
九州~四国~東京を航行する「オーシャン東九フェリー」に乗船した。船にレストランはなく、備え付けられているのは冷凍食品の自動販売機のみだ。

乗船前は正直、不安を覚えたが、実際には不満はなかった。最近の冷凍食品の進化には目を見張るものがある。
不満点を挙げるとすれば、品数の少なさだ。それなりに種類はあるが、二泊三日の航海ではやや物足りなさを感じる。
しかし、一泊であれば十分だろう。また、価格が手頃なのも評価できる。おそらく、食事で利益を上げようとは考えていないのだろう。それならば、この程度の設備で必要十分だ。
注意すべきは、現金払いのみに対応している点だ。現金を持たずに乗船すると、食事に困ることになる。乗船前に現金を準備しておくことを推奨する。
その他
船室は最も安価な相部屋を選択した。カプセルホテルのような部屋で、寝るだけであれば十分な設備だ。起きている間は、共有スペースで過ごした。

コンセントは備え付けられているが、船室ではスマホの電波が入りにくい。共有スペースは電波状況が良く、窓もあるため快適だった。そのため、船室では寝ることに専念した。
最後に、東京到着後に撮影したフェリーしまんとの写真を見ていただきたい。トラックの利用が多いようで、乗客は少なく、ゆったりと過ごすことができた。
